情報検索のコツ 7つのポイントをマスター

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  作成日時 : 2010/01/06 15:11   >>

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昔、調べモノといえば図書館が定番でしたが、今や検索エンジンで情報を探す時代です。


検索エンジンには、便利な機能がたくさんあります。キーワードを複数指定するAND検索だけでなくいろいろな検索をぜひ覚えてください。情報検索のコツをまとめてみました。


検索のコツNo1:複数語検索(AND検索)を使いこなす


よく使うのが複数語検索(AND検索)です。

複数の言葉をスペースで区切って入力し検索すると、全ての言葉が含まれるサイトが表示されます。複数語検索は昔、集合で習ったANDで、「適合率」を高めることができます。

「適合率」とは検索結果の中に自分が求めている情報が含まれている割合で、いわゆる情報の精度になります。精度を高めるには、なるべくピンポイントで使われる言葉を入れます。例えばネットショップを探すのなら「物販」というキーワードで検索結果を絞ることができます。



AND検索

Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「allabout オールアバウト」



重要だと思うキーワードから順に並べます。「allabout オールアバウト」と「オールアバウト allabout」では検索結果が変わってきます。

また検索キーワードは単語に分解されます。「企業のIT活用」であれば「企業」、「の」、「IT」、「活用」に分解されて検索しますので、たくさんのサイトが見つかります。「企業のIT活用」というサイトだけを調べたい時はキーワードの両端を「"」(ダブルクォート)で囲んで検索します。これをフレーズ検索と言います。



|フレーズ検索

Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「"企業のIT活用"」



検索のコツNo2:OR検索を使いこなす

マイナーな情報で、該当しそうなサイトが少ない場合は「再現率」を高めるためにOR検索を行います。

「再現率」とは検索対象から、どれだけ適合しているサイトを見つけ出せたかという指標で、いわゆる網羅性になります。検索漏れがないようにすることです。通常、「適合率」とはトレードオフの関係になります。

OR検索
Yahoo!Japan 例「allabout + オールアバウト」
Google 例「allabout OR オールアバウト」

検索すると「allabout」、「オールアバウト」のいずれかのキーワードを含むサイトを見つけることができます。

|検索のコツNo3:Not検索を使いこなす
キーワードを除外して検索することもできます。これがNOT検索です。除外するキーワードの前にマイナスをつけます。


NOT検索

Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「allabout -企業のIT活用」
※「企業のIT活用」を除外した「allabout」のサイトを検索

ネットショップを検索からはずしたければ「-物販 -楽天市場」などと指定します。またブログの情報をはずしたければ「-トラックバック」と指定すればかなり減らすことができます。

|検索のコツNo4:表記のゆれに注意する

日本語はけっこうあいまいな言語で、「表記のゆれ」というのは同じ意味を持つ言葉なのに、表記がいろいろあるということです。例えば送り仮名では「引っ越」、「引越」、「引っ越し」、「引越し」と4種類の表記のゆれが出てきます。



現在の検索エンジンは、この「表記のゆれ」になるべく対応するようにしていますので、それほど気にする必要はありませんが知っておいた方がよいでしょう。



Googleの場合は、「引っ越」で検索すると「もしかして: 引越し」と一番上に表示され、「表記のゆれ」に気がつく仕掛けになっています。

「コンピュータ」、「コンピューター」というカタカナ語による語尾の長音表記にも注意が必要です。2008年7月、マイクロソフトは新聞やテレビなどで採用されている国語審議会の内閣告示ルールに従ったカタカナ表記に変更しました。
→ マイクロソフト ランゲージ ポータル
※日本語のスタイルガイド(エクセル)がダウンロードできます。

「クラブ」、「倶楽部」のような場合はOR検索で検索するのがおすすめです。



|検索のコツNo5:シソーラス辞書を活用する

検索に使うキーワードには同義語もあれば類義語もあります。また上位や下位関係にある言葉もあり、これらを把握できれば再現率、適合率を高めることができます。単語を分類し、体系づけた辞書がシソーラスです。

語源はギリシャ語の宝物庫で、まさに「言葉の玉手箱」です。例えば高速道路の割引で話題の「ETC」の同義語、類義語を調べると「Electronic Toll Collection System」、「DSRC」、「ETCカード」、「イーティーシー」、「ノンストップ自動料金収受システム」などがでてきます。「DSRC」という言葉は知らなかったのですが、旧郵政省がITS向けに標準化を進めた狭域無線通信でETCに採用されているそうです、シソーラスを調べることによって検索の幅を拡げ、深みをつくることができます。

類義語ではありませんが、本来、「松阪肉」であるべき言葉を「松坂肉」と誤って入力するケースがけっこうあります。これは途中で間違いに気がつかないとなかなか判明しません。



|検索のコツNo6:用語の説明を探す時は「とは」をつける



知らない用語の意味を探す場合は、言葉に「とは」をつけて探します。



昔、NTTの検索エンジン「goo」を使って検索の技を競う「検索の鉄人」というコンテストが行われていました。第一回コンテストは1997年です。

「とは」を用語につけるやり方は「検索の鉄人」が紹介した技の一つです。10年以上経過していますが、今でも有効です。「とは」という言葉とWikiPediaを併用するとよいでしょう。



|検索のコツNo7:調べるサイトを限定する



検索エンジンは膨大な情報から検索しますが、検索するサイトを限定することができます。例えば昨今の金融不況で日銀の金融政策についてだけ調べたい時は
「金融政策 site:boj.or.jp」
と指定すると日本銀行のサイトだけを調べてくれます。複数のサイトから恒常的に調べたい場合は自分独自の検索エンジンを作った方がよいでしょう。Googleカスタム検索、Yahoo!検索カスタムサーチでオリジナルの検索エンジンを作ることができます。



|検索のコツ その他:特殊な検索をマスターする



検索エンジンには他にもいろいろな機能が用意されています。



タイトルに特定の文字列が含まれているページを検索する場合は「intitle」を使います。例えば日本酒造りをしている人の造りの情報を知りたければ
「intitle:日記 蔵人」
で検索すると適合率を上げられます。



urlを特定することもできます。京都への旅行情報を探したい時
「inurl:travel 京都」
で検索すると旅行会社のサイトなどを中心に探すことができます。



またワードやエクセルなどファイルタイプを指定して調べることができます。例えば京都市の区毎の人口データを探したければ
「京都市 上京区 下京区 人口 filetype:xls」
で検索します。
他にも「pdf」、「doc」、「ppt」等のファイルを探すことができます。Yahoo!Japanの場合は「条件を指定して検索」の「ファイル形式」で指定します。



特定分野の情報を探す場合はリンク集をみつけるのが早道です。先達が作ってくれた資産を活用しましょう。「分野名 リンク集」で探します。例えば考古学を調べたければ「考古学 リンク集」で見つけることができます。

昔のページを探すのならキャッシュ「cashe:URL」を使う手がありますが、もっと以前のサイトならInternet Archiveを使うとよいでしょう。

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